「時代遅れのRock'n'Roll Band」のPVにハマ・オカモト氏が出演してるのが桑田さんと十何年振りの再開だと思うと胸が熱くなる
時代遅れのRock'n'Roll Band、配信されたときに書こうと思っていたのに機会を逃したのですが、紅白で盛り上がってる今なら!ということで。
(ライブの感想が案外見られてるので、鉄は熱いうちに打てと言うことで)
HEY HEY HEYにサザンで出た時に桑田さんが浜田さんに対して「浜ちゃんの奥さんに町で怒られた」というファンには有名であろう逸話があるんですよ。
探せばYoutubeにもあるはず。→あった。リンク消えてた。OH…
その内容は「子供連れで通ってるスポーツジムの駐車場の入り口で出くわして、浜田夫人が無理やり桑田さんの車をバックさせた」という話。
これのエピソードだけで「或る日路上で」という曲が出来たんですよね。
さすが桑田さん、転んでもただでは起きませんね(?)
ポイントはここで「浜田家」と言っていること。
まあ浜田夫人と子供がいるってことはあれだろうね。
ハマ・オカモト氏もいたんだろうね!多分ね!!
そしてその話から20年の時を得て、ハマ・オカモトがPVで桑田さんと共演とは、何ともドラマチック(ほんとか?)
なんたって出会いがドラマチックだもんね(ほんとか???)
という小ネタは置いといて、改めて今年の桑田さんのツアーに参戦した後にこの曲を聞くと、とてもとても分かりやすいメッセージソングだよなぁ。
LOVE&PEACEを声高に叫ぶという時代はかなり前に終わり、直接的な表現で反戦や平和を叫ぶのはもはや「恥ずかしい」とまでされるような現代においてこの歌はやはり「時代遅れ」なのだろうと、そういう考えが桑田さんサイドにはあったのかもしれない。
だけども。
この同級生バンド、(桑田さんはけた違いとはいえ)今でも現役を張って活動している大物ばかり揃ってるのだから、この人たちが「時代遅れ」になるわけがない。
そりゃあ古い表現という部分はあるのかもしれなけいけど現役を張る音楽人たちが流行りのアーティストにアンテナを張っていないわけがないだろうというところが大きい。
あと、このウクライナのことでみんなが「戦争」というものを意識してメッセージソングというものを出すようになったことが今年は特にそういう傾向が見られた。
あのAKB系列ですら、である。
(STU48 8th Single「花は誰のもの?」MUSIC VIDEO/ STU48【公式】 - YouTube)
アイドルがメッセージソングを歌うことのハードルの高さは半端ないだろうが、この曲はセールス的にも成功だった、らしい。
時勢も相まって、反戦、LOVE&PEACEを直接的に歌うことが「時代の最先端」となっているのではないか、とも考えられる(かもしれない…)
さて、紅白である。
この曲は発売だけでなくいつかはテレビで歌って欲しいとはずっと思ってたが、なんせメンバーがメンバーなんで
都合つかせるというのがとても難しいのは素人目にも簡単にわかる話である。
だからまあテレビは無理なのかな、ライブはもっと無理だろうなぁとあきらめてたところに紅白である。
まあ、たしかにやるとしたらこれぐらいのネームバリューがあるところがふさわしいね。一瞬「横浜アリーナに全員集合して生中継???」と思ったけど事前収録らしいので…まあ予定が合うだけすげぇことだよ。
このメンバーでTV歌唱があるのはうれしいのはもちろん、さらに期待してしまうのはMVメンバーの登場だよね。
大友さん、そしてハマ・オカモトさんの登場を心から待ち望んでこのブログの締めとします!
追記
紅白、素晴らしいパフォーマンスでしたね。
まさかの事前収録が”朝ドラ寸劇枠”であったとは思わなかった!
やっぱり日程が全員合えば、紅白の舞台で加山雄三という”大先輩”とユーミンの”同年代”のコラボが見たいメンバーだったけど、そういった思いを吹き飛ばすレベルの演出でしたね。あれは。
遅れて出てくる佐野元春氏の破壊力。そもそもあの人たち全員同じ画面に映っているのがすごいよね。
【桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎】「時代遅れのRock’n ‘Roll Band」TV初ステージ【紅白】|NHK - YouTube
しかしNHKさんよ!
youtube公開はうれしいけど、なんで最後のさびだけなんじゃぁ!!!
「いつも素敵なトラックに乗っている大友くん、カウントをお願いします」
から公開するべきでしょう!!